
2026Spring&Summer FABRICa NIPPON
Final Report
“2026 Spring & Summer FABRICa NIPPON”は、第1回開催からちょうど1年後の開催となりました。会期2日目は、東京の3月中旬としては珍しく“雷に雪”という悪天候に見舞われましたが、それでもご来場いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。
本イベントは、常に少しずつでも“変化”を感じながら進めていきたいという思いのもと、初めての試みを取り入れながら開催されました。日本の素材産地企業とファッションデザイナー、アパレルメーカーとの対話を促進し、さらに一般消費者にも“モノづくり日本”の価値を実感してもらう——その基本理念のもと、今回は「2026 Spring & Summerに求めるもの」等デザイナーの声を基に、「Benefit~素材がもたらす恩恵(めぐみ)~」をシーズンディレクションとして掲げました。
≪ビジネスゾーン≫と≪マーケットゾーン≫の両エリアでは、素材を通じた楽しく濃密な対話が生まれ、「楽しく学び、学ぶことでの楽しさ」を実感できる場となったように思います。 これは、イベントに携わったスタッフ、出展・出品いただいた皆様、そしてご来場いただいた皆様が創り出した“FABRICa NIPPONならではの空気感”によるものだと感じています。
新たな試みとして、以下の取り組みを実施しました。
■「FABRICa ACADEMY」の始動:SNSを活用し、日本の素材と産地について学べるコンテンツを配信
■リアルイベント会場での解説パネル設置:「日本の主な素材産地」について、図解と文章で解説
■≪マーケットゾーン≫でのワークショップ:布帛を使い、ファッションデザイナーオリジナル型紙による“コサージュ”作りの実演授業を実施
■SNS活用の拡充:会場となった港区芝浦エリアのLINEポータルを活用した情報発信
今回は“Benefit”というテーマを念頭に置きながら、新しい手法に挑戦する機会となりました。悪天候にもかかわらず、≪マーケットゾーン≫には121名の一般来場者、≪ビジネスゾーン≫にはデザイナーメゾンを中心に、確固たるコンセプト・ディレクションを持つアパレルブランドの方々など、246名の方にご来場いただきました。FABRICa NIPPONは、来場者数よりも「質」を重視しています。
特に≪ビジネスゾーン≫では、「素材産地とデザイナー・アパレルとの協業によって生まれる新しいクリエーション」が生まれることを目指しています。その“場”を提供し続けることこそが、FABRICa NIPPONに携わるスタッフ一同の大きなやりがいにつながると信じています。

開催概要
★会期:2025年3月18日(火) 10:00~18:00
3月19日(水) 10:00~17:00
★会場:東京都立産業貿易センター 浜松町館 3階北
〒105-7501 東京都港区海岸1-7-1
東京ポートシティ竹芝オフィスタワー
・JR山手線・京浜東北線/浜松町駅(北口)から徒歩5分
・東京モノレール/浜松町駅から徒歩5分
・都営浅草線・大江戸線/大門駅B2出口から徒歩7分
・ゆりかもめ/竹芝駅から徒歩2分
★主催:有限会社Kラボラトリー
★入場:無料
★出展企業(50音順):
◆糸の音(株式会社川栄・富士山生地加工合同会社・株式会社槙田商店・武藤株式会社)<ビジネスゾーン> ◆株式会社ウエマツ<ビジネスゾーン> ◆株式会社加藤テキスタイル事務所<ビジネスゾーン> ◆木村員毛織株式会社<ビジネスゾーン> ◆五大株式会社<ビジネスゾーン> ◆株式会社今正ファブリック<マーケットゾーン> ◆株式会社東匠猪俣<ビジネスゾーン> ◆株式会社林与<マーケットゾーン> ◆明林繊維株式会社<マーケットゾーン> ◆株式会社山﨑ビロード<マーケットゾーン> ◆有限会社ワダノブテックス<ビジネスゾーン・マーケットゾーン>
★出品者<マーケットゾーン・セレクトコーナー>(アルファベット順):
◇AND WOOL ◇nunomaru ◇Nuno Mittel 他
★会場面積:約765㎡(天井高:5.0m)
★来場者数:総数・・・367名
≪ビジネスゾーン≫ (ビジネス関係者等)・・・・246名
≪マーケットゾーン≫ (学生・一般消費者等)・・・121名
2026 Spring&Summer FABRICa NIPPON
Special WORKSHOP“CORSAGE”
初開催!
FABRICa NIPPON《マーケットゾーン》では、業界関係者及び一般消費者へ日本製素材の良さを実感してもらえるような様々な取組みを行っております。その1つである“Special WORKSHOP”では、ファッションデザイナーやディレクターを講師に招き、実演にてモノづくりの楽しさを共有する取組みを行っております。
2026SSシーズンでは初日(3/18)にSpecial WORKSHOP“CORSAGE”として、お好きな生地を使い、講師とともにハンドメイドで花のコサージュ(バラ/クチ ナシを選択)を制作します。講師である坂口氏が作成した特別なパターンを使用してのコサージュを制作します。プロのデザイナーによるパターンを用いたオリジナルのコサージュ作りを体験できる、またとない機会です。



2026 Spring&Summer FABRICa NIPPON
Special WORKSHOP“KNIT”
FABRICa NIPPON《マーケットゾーン》では、業界関係者及び一般消費者へ日本製素材の良さを実感してもらえるような様々な取組みを行っております。その1つである“Special WORKSHOP”では、ファッションデザイナーやディレクターを講師に招き、実演にてモノづくりの楽しさを共有する取組みを行っております。
2026SSシーズンでは2日目(3/19)にSpecial WORKSHOP“KNIT”として、電子編み機を使用してカシミヤストールを講師と共に制作いたします。手編み機で編まれる製品の優しい風合いを体感ください。講師にお迎えするのはニットアイテムで定評のあるAND WOOLディレクターの村松啓市氏、彼の創り出すニット作品は人の手のぬくもりを感じつつも、デザイナー本来が持つ独創性を秘めた唯一無二の逸品。プロの観点から編み機を教えていただける貴重な機会になります。



2026 Spring& Summer
Direction
Benefit ―素材がもたらす恩恵(めぐみ)―
ベネフィット/Benefitとは物事から得られる利益を指すのが一般的ですが
軽さ・快適さの様な「機能性」、高級感・充実感の様な「情緒性」
そして自分の「こだわり」をもって理想へ到達することも
Benefitの一つです
創り手からの恩恵と言う素材をバトンにのせて、様々な人の手や場所をつないで
「Benefit」を広げるもの創りが重要だと考えます
Benefitを届ける26SSに向けたもの創りの方向性を以下の切り口の素材感で提案します。
思考の多様化、一つの方向性に拘らない多極化、そしてマッシュアップと言う様な異なる性質
を組み合わせて新たなものを昇華、創造する手法にも注目が集まっている事から、今シーズン
は対極と言うキーワードをベースに考えました。
(Color proposal)
*Active color / *Scheme color / *Fundamental color
(Texture of material)
*限界的な密度 / *変化する表情 / *心地良い風合 / *挑戦する表現




2026 Spring&Summer FABRICa NIPPON
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